保育士のOです。今回幼児教育の専門家のN先生から前頭前野について学びました。
○前頭前野って何?
前頭前野とは前頭葉の中の一部で、大脳全体の約30%をしめているといわれています。脳の司令塔と言われていて感覚器官から得た情報を元に、どう反応するか(行動するか)を他の脳の部位に司令を出す役割を担っています。
上記の図はそれぞれの動物の前頭前野が大脳全体にしめる割合を示しています。人間に近いと言われている動物ほど大脳にしめる割合が多くなっていることが分かります。人間が人間として存在する所以は、この大脳の働きにあると言っても過言ではありません。
○前頭前野を成長させるために
コミュニケーションをとること、新しい刺激、心がワクワクするような楽しいことをたくさん経験させてあげることが大切です。
また自分で考えて行動する機会を作ってあげることも大切です。昔に比べ大人が忙しくなり時間制約が出来てしまっておりどうしても”あれして、これして”と言ってしまいがちですが、出来るだけ子どもたちに考える時間を作ってあげたいですね。
○まとめ
今回お話を聞いて知識を学ばせていただくだけでなく、”〇〇して〜”と行動を指示し自分で考え行動する時間を奪ってしまっていたのでは?と、自分の子どもに対する接し方を見直すいい機会になりました。これを機に自分も余裕を持って子どもたちと接し、出来るだけ子どもたちに考える時間を作っていきます。