皮膚感覚

こんにちは。保育士のTです。
今回は幼児教育の専門家Nさんから、感覚の中の皮膚感覚について学びました。

皮膚感覚は、感覚の中でも体性感覚の中の1つになります。
皮膚感覚を更に分けると、痛覚、温覚、冷覚(痛い、熱い、冷たい)触覚、圧覚があります。
痛覚、温覚、冷覚は原始的感覚と呼ばれ、この感覚は皮膚の上部にあります。それは、生命の危機に関わる感覚であり、対象物が自分にとって有害なものかどうかを瞬時に判断する役割があります。一方で、触ったものの形や素材などによって、それが何であるのかを認知する感覚である識別的感覚は、原始的感覚と密接な関係があります。

識別的感覚が上手く働かず、原始的感覚をうまく抑制できない状態を触覚防衛反応と言います。原始的感覚が強すぎることで日常生活で様々な影響が出てきます。例えば、他人に触れられることを嫌がって押しのける。特定の服の素材を拒否する。人が通るたびにびっくりしている。抱っこを嫌がる(別の理由がある場合もある)。などです。識別的感覚が働くことで原始的感覚の過度な反応を制御することができるのです。
では、どうすれば、識別的感覚が育つのでしょうか。

痛い、熱い、冷たいなど命の危険がない程度の経験をさせて身体に記憶させていくことが大事になります。新しい体験や経験の中でそれらの感覚を育んでいきます。

豊かな経験をしたネズミは、貧しい経験しかしなかったネズミより10%も脳が重くなったという実験があります。この様に、脳の成長には感覚が大事と言うことがわかります。

手指は脳の一次体性感覚野の4分の1を占めると言われています。それほど、手指の感覚は重要な働きをしています。
ですので、手指を刺激する自然との触れ合いや、体を使った遊び、手先を使う制作など、保育者間で共通認識を持ちながら、脳のどこへアプローチをして遊びを楽しむかを考えていきたいと思います。
そして、マッサージは受容器を刺激するのにすごく良いそうです。
特に耳や耳の裏には多くの神経が通っている為、耳や耳の裏をマッサージしてあげると良いそうです。
マッサージは愛情を伝えることの出来るスキンシップにもなりますので、実践してみたいと思います。

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