こんにちは。保育士のOです。今回幼児教育の専門家のN先生に言葉と脳について教えていただきました。
○発語が出る仕組み
上のイラストは主に言葉に関わっている部分を示しています。中でもブローカー野は発語、ヴェルニッケ野は言語理解を司っており、それが弓状朿で繋がり発語になります。
○チャンク
チャンクというのは、言葉の塊のことを言います。例えば、I have a penという英文の場合4チャンクになります。子どもたちはこのチャンク数がより少ない方が頭に入っていきやすいそう。例えば、子どもに【りんご】という言葉を覚えてほしいと思った場合、〈り・ん・ご〉と1つずつ区切って言うと3チャンク、区切らずに〈りんご〉とスッというと1チャンクになります。同じ言葉でも言い方でチャンク数が変わり、子どもが覚えやすくなり、発語が増えることに繋がるかもしれません。
○まとめ
当園では、朝の会で保育者がその月に応じて考えた【今月のうた】を歌っています。歌を歌うためには歌詞を覚える必要があります。今回のお話生かし、チャンクを意識しながら子どもたちに歌詞を伝えていきます。