保育者のSです。
078保育園の教育について、コラムを担当させていただいております。
ホームページでは、「078保育園の教育スタイル」として紹介させていただいていますがhttps://078nurseryschool.com/edu
今回はその中でも「ESD・SDGs教育(世界の環境と発展を意識する教育)」を取り上げます。
SDGsについては、子どもたちの教育の場では「思いやりの心」と考えて良いと、教育顧問の江川昭夫先生が園だよりで説明してくださっています。
「ESD教育」とは、「Education for Sustainable Development」を略した言葉で、「持続可能な開発のための教育」という意味です。
「SDGs(持続可能な開発目標)」が目指す「持続可能な社会」の担い手を育てようとする教育のことを言います。
078保育園でも、将来の社会をつくっていくことになる子どもたちに、持続可能性の考え方を伝えていこうと取り組んでいます。
目標8「働きがいも経済成長も」については、元町商店街や消防署などにお出かけすることで、色々なお仕事があることを知る機会となっています。
また、コワーキングスペースで働く大人たちの姿を見ることも、子どもたちにとって学びになると考えています。
保育園×学童保育×コワーキングスペースは、目標11「住み続けられるまちづくりを」に対する取り組みでもあります。
目標12「つくる責任・つかう責任」については、078保育園では廃材を含めた素材で遊ぶことも大切にしています。
レッジョ・エミリア・アプローチでは、廃材などを自由に使いながら表現できる環境を重視しています。
目標15「陸の豊かさも守ろう」にも関わりますが、まちで拾った自然物を使ってアートを楽しむこともあります。
今は身近な取り組みから始めていますが、世界にある様々な課題に対して、自らの問題として考え行動に移せるような価値観を育めたらと思います。