子供の習い事から学ぶこと。
こんにちは。今回は子供の習い事についてです。新年度を控え、子供の習い事、検討されている方も多いのではないでしょうか。以前に息子と遠距離通勤(&通園)して通っていた078保育園、2年近くご無沙汰しておりますが、現在は園内で、バレエのレッスンがあり、春からは音楽レッスンや体操レッスンも始まるなど、感性を育てる活動が充実しているようですね!今日、年少息子のサッカースクールの振替で、先週に続き、娘連れで付き添いました。送り迎えは大変ですが、コーチの言葉から学ぶことがあったので、共有させていただきます。
①コーチが求めるのは、成功ではない
最初の頃の息子は、うまくいかないと、すぐ泣いてしまっていました。今日も、練習でうまくいかずに「もう嫌!」となって投げ出そうとするときに、コーチから絶妙な一言。「コーチは、うまくしなさい!とは言ってないよ!」うまくしなくてもいい、最後までやりきることが大切、と教えてくれていて、感激しました。コーチの言葉がけで、何とか泣かずに最後までやりとげて、嬉しそうに「できたよ~」とお水休憩に戻ってこられたのでした。右足の親指、小指、左足の親指小指で交互に蹴っていく練習では、親指と小指の位置を教えることからの指導です。「難しい~」とぐずる息子に、「難しくて当たり前!はじめからできるやつはおらん!」と一言。できない、悔しい、と思うから、うまくなろうと努力できる、そしてうまくなれるんだよ、と教えてくれていました。
②挨拶にはじまり挨拶に終わる
スポーツ観戦が大好きな私。いつも思いますが、挨拶って本当に大切です。コーチをはじめ、一緒にプレイする仲間、次にプレイするお兄ちゃんたちも、みんな必ず「こんにちは!」と爽やかに挨拶し、コートに入ってきます。挨拶ってなんて気持ちがいいのだろう、と思います。「よろしくお願いします!」と脱帽し、「ありがとうございました!」とコーチ、親にも挨拶して終わる。子供の心を育ててくれているな~と感じます。
③声掛けのタイミングと内容
コーチがすごいのは、声掛けのタイミングと、気持ちを前を向かせるような言葉がけの内容です。例えば、ルールを守れなかった子に対しては、「今、なんで止まった?自分で気づいたからやろ」と自分で気づきを促すような質問をし、成功には「○○ナーイス!!」とほめ、もっと頑張ろうと思えるような声をかけてくれます。こんな声掛けをされたら、やる気になるなあ!!と、子供を育てる親としてもとても参考になります。
④相手のレベルに合わせて指導する
年少さんから小学校1年生までが一緒にプレイするチーム。息子は最年少で、初めのころは、試合で全くボールに触れずに泣くことも多かったです。そんな子にも、上手にフォローしてくれて、終了後、必ずよかった点を声かけてくれてました。息子はボールを手で触ることが多く、注意される度に泣いていたのですが、「ドリブルめっちゃうまかったやん!」など、注意されたところとは違うところでフォローしてもらい、どうにか続けてこられました。
⑤成功体験につなげる
成功体験の積み重ねが、楽しかったという気持ち、また頑張ろうという気持ちを育てます。上達において大事なのは、本人が自分からやる気になることなんだな、と見ていて思いました。息子は今、サッカーが大好きで、土曜日は自分で颯爽とサッカーユニフォームに着替えています。毎日こんな風に動いてくれたら楽なのに~!と思います。まだまだ守備と攻撃を間違えてしまうことも多いけど、そんな失敗も、コーチは笑いに変えてくれます。サッカーは、相手の動き、線を越えない、ボール、味方の位置、色んな事を注意して目を行き届かせ、神経を鍛えられるスポーツなのだな~と、練習を見ていて感じました。
まとめ
習い事、何を習うかも大切だけど、誰に習うかも大切だな~と、子供たちを見ていて思います。その道のプロにお任せすることで、精神が強くなる子供たち。本当にありがたいです。娘は、小学校からはじめたロボット教室が楽しいようです。工作が好きで、黙々と作ることに喜びを感じるようです。何より、続けること。これが上達する最大のコツなのだと学びました。上達を自信につなげて、お子さんの「楽しい!」を続けさせてあげたいですね。人格形成にかかわる大切な時期、親ができることは限られており、保育園や幼稚園、先生方、周りの方々の協力に感謝するばかりです。すでにお子さんが習い事をされている方も、新たにはじめようと検討されている方も、主役はお子さん本人であることを忘れないようにして、先生やコーチを信じてお任せし、大切な芽を伸ばしてあげたいですね!!今回の記事が何かの参考になれば嬉しいです。