冬に流行る胃腸炎


こんにちは、看護師のKです。

今年も残すところ一週間ほどになり、一段と寒さがましてきましたね。当園でも、以前園内お知らせにもありました通り、胃腸炎がちらほら見られております。

そのため、今回は胃腸炎をテーマにお話ししたいと思います!

そもそも胃腸炎とは?

胃、小腸、大腸の粘膜に生じた炎症のことをいいます。 

原因は?

通常は微生物が感染することで起こりますが、毒性のある化学物質や薬の摂取で起こることもあります。 胃腸炎の通常の原因は感染ですが、毒性物質や薬の摂取が原因となることもあるんです!

症状は?

典型的には、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛がみられます。

特にこの時期気をつけたいのが”ウイルス性胃腸炎”。ノロウイルス、ロタウイルスなどに感染すると嘔吐、水の様なひどい下痢が起こります。高熱が出ることは少ないですが、嘔吐や下痢で多くの水分が失われ、脱水状態になると危険です。何よりもまず水分補給を心がけ、安静に過ごしましょう。

食事について

下痢の時は脱水状態にならないように水分補給が大切です。また胃腸に負担の少ない食事をとりましょう。

おすすめの食べ物

・りんごのすりおろし、搾り汁

整腸作用があるのですりおろしや、搾り汁が◎

・お粥、おじや

整腸作用があるので症状が落ち着くまでは続けましょう。

・柔らかく煮た野菜スープ

消化が良くなり、水分補給にもなります

✖︎避けたい物

・柑橘類

腸を刺激して下痢を悪化させるので避けましょう

・パン、バター、チーズなど

脂肪を多く含み、腸に負担をかけるのでNGです

・生野菜、繊維の多い野菜

消化に良くなく、下痢を悪化させるので避けましょう。

嘔吐や下痢、発熱などがあった場合は、お子様のためにも必ず医療機関を受診し、しっかりと休養させて頂きますようよろしくお願い致します。

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