子供に学ぶ?ストレスをためない毎日の過ごし方。
自粛生活も、終わりが見えてきたとはいえ、まだまだ油断ができない状況が続きます。ままならぬ育児を日々頑張るママさん、知らぬ間にストレスをためていないでしょうか。
先週、夜にヨガをして、寝た姿勢から起き上がろうとした際に、今まで体験したことのない強いめまい、それに伴う吐き気で動けなくなってしまいました(*_*) 出産以来、本当に、これはヤバイ!と感じるくらいの体調の変化でした。携帯電話もとりに行けないほど、頭がぐるぐる回ってしまい、子供たちが横で何かを言っていますが、答えられません。奇跡的に夫が夜8時過ぎに帰ってきてくれて、大げさかもしれませんが、命を取り留めた、と感じました。翌日、ようやく起き上がれるようになり、夫に子供たちを見てもらう間に病院に自力で行き、薬と点滴で、このブログが書けるまでに回復してきました。医療の力は本当にありがたいと実感します。
今回の衝撃的な体験で、自分がいかに、健康とはかけ離れた精神状態であったかを実感しました。私の気づきが何かの参考になれば、と以下に、ストレスをためない方法を挙げてみました。
①怒らない
子供のためではなく、自分のために、怒らないと決めました。めまいがあった当日、トレーニング中の息子が、トイレに行きたがらず、パンツにウンチを2回してしまい、替える際にウンチを床に落とし、それを踏んでしまい、床掃除が大変でした。今思えば、下に新聞紙をしいたり、工夫次第で無理なくできたと思うのですが、その時はそれができませんでした。他にも、何かをするたびに邪魔をしたり、お風呂から出た後、裸で走り回ったり、下の人の迷惑になるからと何度言っても聞きません。ついに怒ってしまい、どっと疲れました。とてもイライラしやすかった日の夜に、めまいと吐き気があったことは、確実に相関関係があるはず。繰り返しになりますが、自分のために!がポイントです、自分を守るために、感情をコントロールしようと決めました。
②疲れる前に休む
疲れの自覚が出る前に休むのがポイントだと思いました。疲れてから、子供のお昼寝に合わせて寝てしまうと、うっかり寝すぎてしまい、その後の動きがとりづらく、家事が後ろ倒しになり、元気な子供のペースに合わせるのが大変です。短いスパンでちょこちょこと休むのが、今の自粛生活にはあっているみたいです。
③コントロールできないものをコントロールしようとしない
「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」という、有名な言葉があります。育児をしていると、この言葉の意味の深さを感じることが多いです。心臓のリズムや月経周期などと同じように、子供の気分なども、自分のコントロール外のこと。それにきちっと境界線をひきつつ、自分が気持ちを安定させた上で、できることをしていく、というスタンスでいかないと、ものすごくストレスがたまります。夫も子供も、自分とは別の人格を持った一人の人間です。その中で協調性を持って、家庭という共同体をつくるために基盤をつくる、というスキルが母親に求められるのだと、つくづく実感します。
④話す、書くことで気持ちを外に出す
私の場合、めまいがあった次の日に、かかりつけの先生に話ができたことで、だいぶ気持ちが楽になりました。そして、次の日に点滴に行く際も、近所のお友達のお母さんにお願いして、午前中子供を見てもらい、無事に点滴を受けることができました。今回のコロナで自粛が続き、一番つらいのは、気軽に顔と顔を合わせて話せないことだと思います。それだけ、人間同士のつながりや、社会的なつながり、基盤に私たちは精神的に助けられていたのだと感じます。ZOOMもすばらしい機能ですが、やはり、生身の人間同士が触れ合うことでできる、コミュニケーションに勝る「癒し」はありません。今回の事態が収束したら、大切なお友達に会って、英気を取り戻そうと思います。
⑤好きなことだけをする
これは、5歳の娘が、私をカウンセリング(実際にメモをしながら、本当にカウンセラーのように話を聞いてくれます)しながら、教えてくれたことです。2歳8か月の息子のいやいやが大変な時期、息子の世話ばかりしていて自分が好きなことをする体力がないと感じていた時に、「ママ、お世話は少し置いておいて、ママが楽しめることだけをしたらいいんだよ」と言ってくれて感動しました。毎日は無理でも、息子のお昼寝中に、二人でゆっくりお茶を楽しむ時間をとろうね、と約束しました。子供は、自分の本能に正直な、生き方上手。他人軸になりがちな私の、先生のようです。
まとめ♪
今回大きな痛手を負ったことで、自分のやり方が間違っていたことがわかりました。自分を大切にする、という、よく聞く言葉の本当の意味を考えるようになりました。頑張るママさん、疲れていないですか。どんな時も、絶対に、身体に無理がないようにしてくださいね、それは、大切な家族を守ることにもつながります。私の場合は、偽りなく、今を一生懸命に生きる子どもたちから、ストレスをためないエッセンスを学んだ気がします。どうか、通常の生活に戻ったあとも、今回の気づきが生かされますように。無理のない生き方を模索して、笑顔で毎日を過ごせるように、できることからやっていきたいですね^-^