伝えにくいことを上手に伝えるには?

伝えにくいことを上手に伝えるには?

こんにちは!早いもので7月、下半期に入りました。梅雨明けして急な暑さにびっくりですね、皆様ばてていらっしゃらないでしょうか。水分補給もしっかりしたい時期ですが、保育室では水分がとりにくいお子さんも多くみられます。お子さんが水分をとりにくくて困っているのであれば、例えば水筒を変えてみる(ご自身の飲み物は飲みたがらず、ほかのお子さんの水筒に興味津々なお子さんがいました!)とか、水ではなくお茶にしてみるとか、何か少しの工夫で飲みやすくなるかもしれません。お子さんの飲みやすい形で上手に水分をとりたいですね。今回は、「伝えにくいことを上手に伝えるには?」というテーマで書きます。娘が夜カードゲームをしていた時に、足の裏にぷつぷつがある!と訴えてきて、結果として治ったのですが、もしかして家族間感染?と、すでに症状があるパパに病院にいくことを勧めたことで大混乱になってしまいました。その反省も踏まえて、伝えにくいことを上手に伝えるために必要だと思うことを3つ挙げてみました。

①タイミングをみて伝える

まず、話をもちかける前に、相手が話を聞き入れる状態になっているかを確認することが一番大切です。伝えたい側は、今すぐにでも!となりますが、受け入れる側に体制が整っていないと暖簾に腕押しのような状態になり、効果がありません。小学生の娘も学校から帰宅すると、今日あった出来事で伝えたいことが山盛り、ランドセルをしょったまま突進してきて、すごい勢いでお話してくれるのですが、「ちゃんと全部聞くから、まずは手を洗って、落ち着いて一個ずつ話してね」と一度深呼吸し、落ち着いてもらってから話してもらうと、こちらも聞きやすくなり楽です。

②相手にとってメリットとなる伝え方を工夫する

特に相手に何かのアクションをとってもらう必要があることなど、伝えにくいことの場合、相手にとっても受け入れにくいことが多いです。こちらの希望ではなく、例えば病院にいくことで、結果として治療期間が短くなる、今は土曜日午後も診察してくれていて仕事をしながらでも通える、自分自身の不快な症状が減るなど、相手にとってのメリットを伝えます。ただただ、ほかの人が言ったことをそのまま伝えるのではなく、咀嚼して自分の言葉で伝えることがとても大切です。

③伝えた後は、しつこく繰り返さずに相手にゆだねる

伝えた後に何度も同じ話をすることも、聞くことも気持ちよくありません。きちんと伝えるべきを相手に伝えたら、さらさらと流しましょう。いつまでも同じこと、同じ話に固執するのが一番心と体によくありません。お子さんに対しても、伝わるタイミングや言い方を工夫して、あとは本人に任せるというのがいいと思います。子供たちも自分のタイミングがあるので、そのタイミングを待ってあげて話すと、こちらが何度も言わなくてもよくなって、結果パパママさん側が楽になることが多いと思います。

まとめ☆

今回は「伝えにくいことを上手に伝えるには?」というテーマで書きました。仕事でも家庭でも、相手を尊重しながら自分のいいたいことを上手に伝える方法(アサーション)ができるようになってきたら、ご自身がとても楽になると思います。本日受けたテニスでも、球に直線で向かわずに、後ろに回り込む、ボールとの距離感を大切にするという指導があり、球との距離感を上手にとるという点で、人間関係にもあてはまるなと思いました。特にお子さんやご家族に関しては、相手にとってどう聞こえるかを考える間をとらずに遠慮なく言っていないでしょうか。まずは、不満ではなく、ありがとうを増やす!と決めて、自分自身がニコニコいられる方を選択していきましょう。「ごめんなさい、ありがとう」を伝えあうことはお子さんだけでなく、人としても大切で、必要なマナーですね。相手には相手の感じ方があることを理解して、違いを受け入れながら上手にコミュニケーションをとり、自分が楽になる方向へ進んでいきたいですね。今回の記事が「お子さんや家族に伝えたいことがあるけれど、なかなか伝えられない」「言い過ぎてしまい、いつも相手の反感をかってしまう、どうしたらお互いが気持ちよくコミュニケーションをとれるようになるかな」とお悩みのパパママさんにとって、ご参考になれば幸いです。

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