うだるような暑い日々が続きますが、皆さんはいかがお過ごしのことでしょうか。
さて、「令和の日本型学校教育」と題して政府が改革を断行しておりますが、それはどのような内容なのでしょうか。
簡単に言えば、「これから、新しい時代に対応した教育改革をしますよ。」ということです。では、「新しい時代に対応した教育」とは、どのようなことなのでしょうか。
①学校教育の質の多様性(ダイバーシティ・オルタナティブ)
②包摂性の向上(インクルーシブ・ホリスティック)
③学校マネジメントの連携・分担(K16 +幼少保架け橋+リカレント・グローカル)
④ICTとの最適な組み合わせ(GIGAスクール構想)
⑤履修主義・修得主義等の適切な組み合わせ(カリキュラムマネージメント・評価)
⑥持続的で、魅力ある学校教育の実現(日本型Well-being)
以上6点があげられています。
では、幼児教育(保育園:厚生労働省・幼稚園:文部科学省→子ども家庭庁への一元化)は、どのような改革がなされているのでしょうか。
①子どもの最善の利益(個別最適化)
②子どもの視点(自主的な学び)
③子どもの権利を保障(人としての尊厳)
④誰一人取り残さず健やか成長を社会全体で後押し(SDGs)
以上4点があげられます。
これは、「幼保小架け橋プラン」のもと、幼児期からの教育環境の充実をはかり、AI時代にしっかり対応できる社会人を育成することを目的としているのです。それは、「託児」ではなく、「育児」中心の公的な教育機関の実現を目指しているのです。
これまで、「教育費」を当然の費用(消費)として考えていた政府が、ようやく利益創造の費用(投資)として考えるようになったということです。今までも、「お稽古事」や「お受験」に対する費用は、それぞれの保護者が子どもの将来のための「投資」として考えてきました。今後は、保育園・幼稚園を含めてすべての教育機関においてそのような環境を備えることになります。
つまり、今後保育園・幼稚園では、「養護:心身の健康・安全」は当然であり、その上で、幼児個人の才能や個性を伸ばすための「教育」がしっかりと計画されており、それが小学校連携(幼保小架け橋プラン)によって、大学教育まで連なるものとなるのです。
そのため、幼児教育において、そのビジョンがしっかりと描かれていることが、保育園・幼稚園選びの重要なポイントになります。
078保育園では、そのために「アントレプレナー教育」を中心に置き、通常スタッフの他に外部支援者(専門家集団:教育学・心理学・芸術・医療・法律・栄養・企業経営等)を配置し、万全の体制を敷いております。現在、西山園長も社会構造経営における専門職大学院で、Master(修士)の資格に挑戦中です(来春取得予定)。そして、将来的には078専門職大学院の創設を目指して鋭意計画中であります。また、新しい教育を実践する教育機関との連携や海外大学との連携も模索中です。6月30日には、その伏線としての教育セミナー(私立の幼稚園~大学の教員や管理職の方、そしてこの夏からハーバード大学院幼児教育研究員になられるを方を招いての8時間に及ぶセミナー・討論会)を実施いたしました。
さて、この混沌とした世の中で、お子様の30年後の未来をどの様にお考えでしょうか。毎月1回、有名私立学校の管理職をつとめ、現在も理事や評議員、更には英語教育(英検・ジュニアTOEFL)とSTEAM教育についての執筆をされておられる、078保育園の教育顧問の江川先生が自由な教育相談の窓口を開いておられます(要予約)。また、私片山も、毎週月曜日は、御影078保育園、水曜日のいずれも午後からはみなと元町TicTac保育園におりますので、ご遠慮なくお声がけください(原則、予約不要)。
株式会社078 CSO(事業戦略オフィサー)教育事業部長 片山豊