保育士のOです。今回幼児教育の専門家のN先生からワーキングメモリについて学びました。
○ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは目や耳から入ってきた情報を記憶をして 同時に処理する脳の機能のことで作業記憶とも呼ばれます。会話、読み書き、計算など 日常のあらゆる判断や行動に関わっています。
○ワーキングメモリの働き
ワーキングメモリには相手の話を一時的に覚えて(記憶) 話の内容から相手の意図をくみ取り(整理) 話の展開に従って前の情報をどんどん忘れる(削除)という働きがあります。
暗算の例がわかりやすく、1+5+8を計算する場合、多くの人がまず1+5をおこない6を導き、1+5の式を忘れて(削除)6+8を行い答えを導きます。このように、一時的に記憶を保持し、不要な情報を削除し、更に作業を行うことをワーキングメモリは担っています。ワーキングメモリの容量には個人差がありますが、遊びの中にトレーニングを取り入れ能力を伸ばしていくことが可能です。
○ワーキングメモリトレーニング
ここで、教えていただいた簡単に出来るワーキングメモリトレーニングを紹介したいと思います。
突然ですが、この動物の順番を覚えてください
さる🐵、うさぎ🐰、きりん🦒、ぞう🦣
【問題】2番目に出できた動物は?
正解はうさぎです🐰情報をストックし、アウトプットする。こんな風に遊びの中で楽しみながら取り入れることが出来ます。
○まとめ
ワーキングメモリは個人差があること、トレーニングをすることで伸ばすことが出来ると知りぜひ子どもたちにやっていけたらと思いました。保育の中で、遊びの中で取り入れていきます。