子供の虫刺され対処法やおすすめの虫よけ対策とは?
夏から秋にかけて、気になるのが、子供の虫刺され。小さい子供は虫刺されで痒くなるとつい、掻いてしまい悪化してしまう…ということも少なくありません。今回は、子供が虫刺されになったときの対処法や、虫刺されにおすすめの予防法についてご紹介していきます。毎年、子供の虫刺されに悩んでいるママはぜひ参考にしてくださいね♬
1.子供の虫刺されにはどんな種類があるの?
1.蚊
子供の虫刺されで代表ともいえるのが、蚊です。夕方や雨上がりの日、水辺の近くには特に蚊がいるので注意しましょう。大人と比べると子供は抗体ができておらず、刺された部分だけでなく全体がはれ上がり熱をもってしまうことも…。
2.ハチ
ハチは、むやみに巣に近づいたりちょっかいを出さない限り、刺してくることは少ないですが、刺されるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があるため要注意です。蚊に刺された時よりも真っ赤に腫れあがり、何よりも強い痛みがあります。
3.ブヨ
ハチに刺されたときと同じくらいの痛さとかゆみを感じますが、刺されてすぐには痒くなりません。
2.子供が虫刺されになったときの対処法は?
1.患部を清潔に水で洗い流す
虫刺されで痒くなってきてしまったら、まずは患部を水で清潔に洗い流しましょう。早ければ早いほど効果的で、自宅にいる場合は石鹸を使って毒素をしっかりと洗い流しましょう。
2.患部をよく観察し、虫の身体や針が残っていないかを確認する
水で洗い流したあとは、虫刺されの患部に虫の体や針が残っていないかどうかを確認します。
ハチに刺され毒針が残っている場合は、毛抜きやピンセットを使い針を引き抜きましょう。ダニが子供の肌を噛んで喰らいついている場合は、無理に触ろうとせずにすぐに病院へ。非常に毒性の高いスズメバチに子供が刺されたときは、すぐに病院で受診しましょう。患部の腫れやかゆみがひどくなり悪化すると、呼吸困難や嘔吐、最悪死に至る場合があるので要注意です。
3.冷やしてかゆみ止めを塗る
虫刺され部分を子供が痒がるときは、とにかく患部を冷やしましょう。といっても、長時間冷やしすぎると低温やけどになるため注意です。保冷剤を当てる場合も、子供のお肌に直接当てるのではなくタオルに包んで、虫刺され分を冷やすようにしてください。
最近では虫刺されのかゆみ止めも、子供用のものが多く販売されています。虫刺されを冷やしたあとに、かゆみ止めを塗りましょう。
4.患部を掻かないよう、ガーゼで覆う
大人でも痒いのを我慢するのは難しいですよね?子供はなおさら、我慢できずに虫刺されの部分を掻いてしまいます。虫刺されを掻きむしってしまうとそこから菌が入り込み、「とびひ」へと悪化してしまうことも。とびひは非常に感染力が強く、早めに治療をしないと全身に広がってしまいます。
子供が虫刺されを掻いてしまわないように、清潔なガーゼで患部を覆ってあげましょうね。
3.子供の虫刺されにおすすめの予防法って?
1.子供の服装に気をつける
子供を虫刺されから守る一番の方法は、できるだけ肌を出さない事です。日焼け対策もかねて、移動中は長袖・長ズボン、日よけがついた帽子を着用しましょう。しかし、汗をかきすぎると余計蚊が寄ってきてしまうので、移動中だけ着用できる上着を用意しておくと便利です。
また、蚊は夕方増えてくる傾向があるため日頃夕方にお散歩をしている場合は、時間帯を午前中に変えるだけでも蚊に刺されにくくなりますよ。
2.虫よけグッズで虫刺されを防ぐ
子供の虫刺されを予防するには、虫よけグッズが手軽でおすすめです。虫よけグッズも最近は種類が豊富にあるので、子供に合わせたものを選んでみましょう。
・子供のお肌に直接使うスプレータイプ
一番手軽にできる虫刺されの予防ですが、虫よけスプレーに含まれている「ディート」は生後6か月未満の乳児への使用が禁止されています。スプレーを子供のお肌に直接吹きかけるのには抵抗がある、という方は、洋服部分にスプレーするだけでも十分効果があります。ただし、お肌が露出している部分は当然ですが刺されやすくなります。
・シールタイプ
子供に大人気のキャラクターの絵が描いてあるシールも多く、洋服の上からペタッと貼るだけでとてもお手軽です。シールタイプもディートが含まれるものと、含まれておらずラベンダーやレモングラスといった天然由来成分のものの2種類があります。
シールは1回あたり5~6枚で、子供の肘や膝・首の周辺と虫刺されになりそうな部分に貼っておくと良いでしょう。虫よけスプレーよりも持続時間が5~6時間と長いため、シールを貼るだけでゆっくりとお出かけできますね。
・虫よけリング
子供の手首にブレスレット感覚でつける、虫よけグッズです。アロマの天然成分の香りを発することで虫を寄せ付けないようになっており、ディートが含まれていないので安心して使えます。スプレーやシールと比べると最も持続時間が長く、1日8時間虫よけリングを使用したとしても約1ヶ月も効果が持続します。リングの香りは好みがあるので、匂いが強いなと感じたら無理に使用するのは控えましょうね。
4.まとめ
1.子供の虫刺されは、蚊・ハチ・ブヨに注意
2.子供が虫刺されになったときは、水でよく洗ってかゆみ止めを塗り、清潔なガーゼで覆うのがベスト
3.虫刺されのおすすめ予防法は『お肌をできるだけ出さない・虫よけグッズを併用する
子供の虫刺されは完全に防ぐことはできませんが、きちんと虫よけ対策をすることで虫刺されにの頻度を減らすことができます。小さい子供さんが虫刺されを掻いて悪化しないよう、しっかりとチェックしましょうね☆彡