怒らずにお子さんと向き合えるようにするには?
こんにちは!10月になり、昨日は久しぶりの雨、ようやく涼しくなるようでほっとしています。送り出した後の少しの間は、パパママさんの至福の時ですね。数分でいいのでお気に入りの飲み物などで自分の心を満たしてあげてください!ご自身が元気になることで、前向きな選択がしやすくなります。お仕事だけでなく、お子さんとお出かけの予定を立てたり、これから本格的に迎える秋の行楽シーズンを楽しんでいきたいですね!さて今回は、最近息子とのやりとりで怒ってしまうことが多い日々を踏まえて、「どうしたら怒らずに目の前の子供と向き合えるか」について考えました。
①お子さんが怒っていてもその怒りに便乗しない
息子は、うまくいかないこと、自分が否定されていると感じると、怒りの感情を大声であらわすことが多いです。こちらが否定するつもりがなくてもそのように受け取ってしまうことが多く、上手に伝える必要を感じます。息子が駄々をこねたり、こちらが望まない反応をした時に怒ってしまうと火に油を注ぐようなものです。まずは、「目の前の子供が大きな声で怒っている、なぜだろう」という分析が必要です。お子さんの特性を理解しながら、怒りに便乗せずに一歩距離を置いて観察してみましょう。
②お子さんに伝わる言い方に変える
昨日のやりとりで、先生とのやりとりや記録に使う連絡帳にサインがなかったため「サインがないよ、明日も出してね」と伝えたのですが「ぼくはちゃんと出したもん!先生が見ていないだけだもん!」と大声で泣き出してしまいました。私としては責めたつもりがなかったけれど、本人は責められたように感じたようです。息子なりに一生懸命やっている事実を踏まえた上で、より相手に伝わる言い方を意識しようと思いました。「相手に伝わる伝え方」を意識するだけで、丁寧な言葉づかいが自然にできるようになり、相手にも伝わりやすいし、怒って相手に伝えるよりもこちらがぐんと楽になります。
③お子さんの気持ちを聞きだし、整理する
年齢が小さいうちは、代弁したり気持ちを共感するというプロセスが必要ですが、ある程度年齢が大きくなってきたら、自分の気持ちを話す練習のために、毎日気持ちを聞き出してあげるとよいと思います。よかったことは本人が積極的に話したいことだと思うので、今まで通りしっかりお子さんの話に耳を傾けてあげましょう。同時に、今日嫌な気分になった時のことについても聞き出し、どうしてぐずってしまったのか、その時の自分の気持ちを言葉にする練習をしていきましょう。冷静に聞き出すと「怒る」「駄々をこねる」「ぐずる」というマイナスの反応以外にも、自分の気持ちを伝える手段があるということに気づきます。子供と少しでも前向きな話ができるように、訓練だと思って我が家も練習しています。
まとめ☆
今回は「怒らずにお子さんと向き合うには」というテーマで書きました。朝の送り出しで泣かれたり、気持ちよく仕事を終えても帰宅した後にお子さんのぐずりやイライラに巻き込まれていては、気分の優れない一日になってしまいます。ぐずるのには必ず原因があるので、忙しくてもどうかお子さんのマイナス行動の背景にある気持ちを理解する余裕だけは忘れずにいたいですね。お子さんのイライラを「他の方法(言葉)で表現する」「切り替える」ことを練習し、笑顔でお子さんと向き合える日々に少しずつ変えていきませんか。今回の記事が「子供がぐずっていると、どうしても怒りの感情をかぶせてしまいがちで気分が落ち込みがち、どうしたら状況を変えられるかな」と悩むパパママさんにとって、ご参考になれば幸いです。