私のコラム欄が始まりました。
「これ以上、日本をダメにしちゃ、ダメ」
という切り口を『文藝春秋「コロナ後の世界」内田 樹 著2021.10.20発刊』の中で私が印象に残っているところを引用(【 】部分)しながら、お伝えしたいと思います。
最近、日本の国力が低下している、と聞きます。子ども達の学力も同じだとか、、、何を根拠にそう言っているのだろうか、と考えてみました。
国力というと日本人あってのものです。日本人、とりわけ、人間って、どうして生きているのでしょうか?
【「他者からの敬意」なしでは人間は生きてゆけない。国だって同じです。「他者からの真率な敬意」という糧を失うと、「生きている気」がしだいに失せてくる。今の日本があらゆる指標で国力が衰微しているのは、そのせいなんです。金がないからでも、軍事力が足らないからでもない。他国の人たちから敬意を抱かれていないからです。】
「敬意を抱かれる」「尊敬される」「リスペクト(respect)される」大切な言葉だと思います。では、どうしたらよいのでしょうか?
次回に続きます。
最後にこんなことも考えてみました。「知恵と工夫をすれば不要なものが必要なものに変化してゆく」これができた方は「敬意を抱かれる」のかな?
2023年4月吉日 078教育顧問 江川昭夫