子どもと脳

コラムを引き継ぎました、保育士のOです。よろしくお願いします!今回幼児教育の専門家のN先生から愛情(スキンシップやコミュニケーション)の大切さ、反対に愛情と真反対といえるような影響を受けた場合の脳への影響について学びました。   

1.フリードリッヒニ世による乳児を対象にした実験

今からおよそ800年前に子どもの成長に関わるある実験が行われたそうです。神聖ローマ帝国の皇帝フリードリッヒ二世は部下に50人の生まれたばかりの赤ちゃんを集めさせ、部屋に隔離しました。そして乳母たちに下記の条件で実験を行うように指示しました。

⚫︎赤ちゃんの目を見てはいけない
⚫︎赤ちゃんに笑いかけてはいけない
⚫︎赤ちゃんに話しかけてはいけない

⚫︎赤ちゃんにミルクを与える
⚫︎赤ちゃんをお風呂に入れる
⚫︎赤ちゃんの排泄の処理をする

つまり、衣食住や生きるための世話はきちんとするけれど、スキンシップは一切取ってはいけないというものでした。結果は50人いた赤ちゃんは1年以内に全員亡くなってしまいました。(こちらの結果は6歳までに全員が亡くなったなどの時期は諸説あります。)このことからいかにスキンシップやコミュニケーションが大切か分かります。 

2.愛情をもらえないことによる脳への影響について

愛情の真反対といえるような影響を受けてしまった場合、脳はダメージを受けます。

例えばネグレクトを受けた場合、脳梁という右脳と左脳を繋いでいる部分が萎縮します。また殴る、蹴るなどの厳しい体罰を受けた場合、前頭前野という記憶や学習に関連している部分が萎縮します。

このように乳幼児期の脳は(もちろんこの時期を過ぎても)我々大人の関わり方や環境によって、どのように成長するかが科学的にも証明されています。

今回の学んだ事を活かし、朝来たら「おはよう」と子ども達全員と挨拶するなど自分からコミュニケーションを取る機会を増やしていきます。

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