記憶の種類

こんにちは。保育士のTです。
今回は幼児教育の専門家Nさんから、記憶の種類について学びました。

記憶には、大きく分けて感覚記憶、短期記憶、長期記憶があります。
1つ目の感覚記憶は、視覚や聴覚から無意識に得られるもので、その中で意識が働いたものだけが2つ目の短期記憶になります。
短期記憶は、15〜30秒の記憶と言われています。(何時間や何日と定義しているものもあります)更に、繰り返されたり、衝撃的なこと(感情が動いたこと)は3つ目の長期記憶となります。
長期記憶は、何年や何十年の記憶といわれ、更に2つに分かれます。陳述記憶と非陳述記憶です。
陳述記憶には、エピソード記憶と意味記憶があります。エピソード記憶は、感情が動く体験をした時の記憶。意味記憶は、感情が動かない学習して得た知識の記憶になります。
非陳述記憶(手続き記憶)は、自転車の乗り方や楽器の演奏などの体で覚えたものになります。
長期記憶にする為には、
1、 人に説明する
2、 自分の持っているエピソード記憶と結びつける。
3、 絵やイラストなどのイメージとともに記憶する
4、 感情を伴った記憶にする

これらの長期記憶があるおかげで、私たちは先を読んだり、計画したり、的確に行動したり、創造したりすることができます。

わざわざする必要はないですが、悲しみや苦しみも一つの大切な経験になるという事なので、子どもからとりあげず、寄り添いながら経験させてあげたいなと思います。
そして、子どもたちの記憶に残したい体験は、感情を揺さぶる様な内容にする事が大切です。そこを意識しながら、さまざまな体験をさせてあげたいなと思います。

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