子供がご飯を食べてくれない理由は?対策はあるの?

子供がご飯を食べてくれない理由は?対策はあるの?

 

せっかく頑張ってご飯の用意をしたのに、子供が食べてくれない…、そんな状態が続くとママは疲れてご飯の用意をするのも嫌になってしまいますよね。ママとしては子供の成長や栄養面を考えると、なんとかご飯を食べてほしいものです。

そこで今回は、子供がご飯を食べてくれない理由やその対策について、ご紹介していきます。毎回子供のご飯で悩んでいるママは、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1.子供がご飯を食べない理由を年齢別に解説!

 

1の1.1歳

1歳代の子供は離乳食が完了し、大人と同じ食事内容に移行していく時期です。離乳食が完了したからといってもあごの力はまだまだ弱く、歯も全部生えそろっていません。子供が固いと感じる食材・食感が気に入らないものは、食べてくれない可能性があります。まだまだ出てくる料理は未知のものが多いため、慎重な子供は見た目でご飯を食べるのをやめてしまうということも…。お昼寝する時間が短く眠い場合も、ご飯を食べるより睡魔が勝ってしまいます。

 

1の2.2~3歳

完全な幼児食に移行し、ママはご飯を作るのが楽になってきます。しかし、この頃の子供は「魔の2歳児」とも呼ばれている通り、イヤイヤ期で素直にご飯を食べてくれないことがあります。活発に動くようになってくる年代でもあり、運動不足やおやつの食べ過ぎもご飯を食べない原因の1つなので、注意しましょうね。

 

1の3.4~6歳

食べる量が増えてくる年代ですが、ママが用意するご飯の量が多すぎて子供がご飯を食べられないということもあります。歯は生えそろっていますが、大人の噛む力と比べると40%ほどしかないと言われています。食材として出しているものが子供にとって固すぎないかということも、見直してみましょう。

 

2.子供にご飯を食べてもらうための対策

 

2の1.1歳

1歳代の子供は、そのときの気分でご飯を食べる量が変わります。子供に自分で食べる意欲を付けさせるため、手づかみ食べにチャレンジさせるのも良いでしょう。手づかみ食べで10分以上遊んでいるようだったら、無理に食べさせようとせずにサッと片付けるのがポイントです。

ご飯の時間は楽しいと子供に思ってもらうために、食器を工夫することも大切です。お皿は深みがありすくいやすいもの、スプーンは小さな子供でも握りやすい形状のものがおすすめです。子供のお気に入りのキャラが描かれた食器を用意するのも良いですね。

 

2の2.2~3歳

子供がご飯を食べてくれないときは、生活リズムを1度見直してみましょう。

・日中外遊びが十分にできているか

・お昼寝を含め睡眠時間は適切なのか

・おやつの量が多くなっていないか

といったことを、チェックしてみましょう。

このくらいの時期から、ご飯のときに子供が野菜を食べてくれないと多くのママが悩みます。野菜や子供の嫌いなものは、細かく刻みグラタンやハンバーグに混ぜる・汁物に混ぜるといったように、調理方法を変えると食べてくれる可能性があります。

また、ご飯に集中しやすいようダイニングテーブルの上にオモチャを置かない、といったルールを子供とママの間で決めるのも良いでしょう。子供が集中できる時間はごくわずかです。ママが、子供がご飯に集中できるような環境を作ってあげることも大切です。

 

2の3.4~6歳

4~6歳になると日中は幼稚園へ行き、子供の活動量もグンと増えます。ここでありがちなのが、たくさん食べるようになったからとママが子供のご飯の量を多く用意してしまうこと。毎日ご飯を残してしまうのであれば、量が多すぎる可能性があります。完食してもらうためにも、子供が食べきれる量を用意することがポイントです。子供自身がご飯を食べることに興味をもつよう、食器や箸を子供に準備してもらうのもおすすめです。自分で用意することで今よりもご飯の時間が楽しくなるのはもちろん、ママの準備も楽になりますよ。

3.子供が少食の場合は無理にご飯を食べさせない

 

大人でも食べる量に個人差があるよう、子供にも食べる量に個人差があります。周りの子と比べ自分の子供が少食だと、ママは心配になってしまいますが子供の発育が成長曲線に沿っていれば、それほど心配しなくても良いでしょう。1度に量を食べられない子供は、ご飯で摂取できない栄養をおやつで取れるよう工夫していきましょう。

 

4.子供がご飯を椅子に座って食べるようにするには?

 

子供がご飯を食べる以前に、そもそも食事中に椅子に座ってくれない!と悩むママも多いのではないでしょうか?子供がご飯を座って食べないのは、「ご飯は椅子に座って食べる」ということを知らないからです。子供が1~2歳でまだ小さいからといって、立ったまま食べるのを許していてはいつまで経っても、座ってくれません。

子供に「ご飯は椅子に座って食べるもの」と覚えてもらうためには、ご飯中に子供が椅子から立ち上がったらすぐにご飯の器を下げることです。ここでママが可哀そうだと思い、子供にご飯を上げてしまうと、いつまで経っても椅子に座ってご飯を食べません。子供のためを思うならこそ、心を鬼にして「ご飯は椅子に座って食べるもの」と子供に覚えてもらいましょう。

 

5.まとめ

 

5の1.子供がご飯を食べない理由は、食材の固さが合っていない・ご飯の量が多すぎる・運動不足やおやつの食べすぎが主。

5の2.子供にご飯をしっかり食べてもらうようにするには、年齢別にあった対応が必要

5の3.少食の子供には1回のご飯で無理に食べさせようとしない

5の4.ご飯に集中するために、椅子に座って食べると子供に教えることも大切

 

子供がご飯を食べないのには、理由があります。まずはなぜ食べないのか、といった理由を知り、対策を考えていきましょう。無理に子供にご飯を食べさせようとすると、ご飯の時間が嫌いになってしまうので、「成長曲線に沿っていれば大丈夫」と心を軽くすることです。まずは、ご飯の時間が楽しくなるように、ママがリラックスすることが一番ですね^ー^

 

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