幼児で血便が出る原因は?悪化を防ぐためにできること

幼児で血便が出る原因は?悪化を防ぐためにできること

よく、大人も便秘気味で硬いうんちを出す時に、いきんで肛門が切れて出血するということはありますよね。子供本人は元気そうだったとしても血便が続いたり、血液の量が多かったりすると病院に行った方がいいのかどうか迷ってしまいます。血便が出るときには、何か病気が起こっている可能性も。その場合、早めに病院へ行き治療を行う必要があります。今回は子供の血便の原因となる病気や観察ポイントなどについてご紹介していきたいと思います。

1、幼児の血便で一番多い!?裂肛とは?

幼児の血便で多いのが、硬い便が出るときに肛門が切れて出血してしまう裂肛と言われる症状です。血が出るとびっくりしてしまいますが、出血量が少なく、肛門が切れていることが確認できれば、裂肛である可能性が高いです。

・活気がある

・食事も普通に食べることができる

・腹痛や発熱がない

これらのポイントを確認することが大切です。子供に血便以外の症状が特にないのであれば、救急車を呼ぶ必要はありません。しかし、もしも出血が続く場合には、念のために医療機関を受診してみましょう。

また、血が出るのは便が硬いからです。裂肛にならないようにするためには便秘を防ぐことが大切。水分はきちんと摂れていますか?ご飯を食べる量が少ないのも便秘の原因になってしまいます。水分をこまめにとったり食物繊維を摂取するなどしてスムーズに便が出るような生活習慣を整えてあげるようにしましょう。

 

2、血便が出たときに合わせて見る症状は?

血便が出たら、ほかの病気の存在について考えて子供の様子を観察するということが大事になります。合わせて見る症状についてご紹介していきますね。

・出血量、色

・腹痛、腹部膨満感、嘔吐

・顔面蒼白、ぐったりしている

・発熱

まずは便の色です。血便には、黒っぽい色の便と鮮やかで真っ赤な色をした便があります。黒っぽい便は胃から出血しているサイン。胃液によって酸化されるために黒っぽく見えるんですね。血便以外に、腹痛や嘔吐などの消化器症状や熱などの感染を示す兆候も確認します。また、出血の量が多いと、体の血液量が不足し、顔面蒼白になったり、ぐったりと活気がない状態になる場合もあります。

 

3、乳幼児に多い腸重積(ちょうじゅうせき)

腸重積(ちょうじゅうせき)という言葉を聞いたことはありますか?

・出血量が多く、お腹にしこりのようなものが触れる

・鮮やかな赤色で粘液混じりの便

・腹痛や嘔吐が交互にやってくる

これらの症状が見られたら、腸重積を疑います。腸がねじれて変形するために、外からしこりのように触れるのが特徴です。また、ウイルス感染などが原因ではないかと言われています。最終的には子供も疲れてしまいぐったりしてしまうことが多いんですね。

大切なのはそのまま放置しないこと。腹膜炎という合併症を起こさないことが大切です。放っておくと腸が締め付けられているので血流が滞ります。腹膜炎になってしまうと手術となりますので、早めの受診が大切です。

4、感染性胃腸炎でも血便が出ることがある!

乳幼児に多いのが感染性腸炎です。保育園や幼稚園などで集団生活を送っているという子はかかりやすいですね。発熱や下痢、嘔吐や腹痛というのは一般的ですが、実は、真っ赤な血便が出ることもあるんです。鶏肉に寄生するカンビロバクターという細菌や腸管出血性大腸菌0157などの感染で起こります。特に集団生活をしている場合は周囲で流行していることが考えられるので、感染状況を確認することが大切です。

また、何を食べたのか、同じものを食べた人の症状はどうかなどを合わせて観察していくと原因となった食材を特定することができますね。病院受診の際にも食べたものに心当たりがあるときには一言先生に伝えておくとよいでしょう。嘔吐や下痢とともに、血便が出たら感染性胃腸炎である可能性が高いです。下痢や嘔吐がおさまり、子供の状況が落ち着いたら速やかに病院を受診することをおすすめします。

 

5、病院に行くときは写真かおむつを持参しよう!

百聞は一見にしかずというように、言葉でどんなに説明しても視覚に訴えるものにはかないませんよね。便の状態を見ることができれば、病気の診断に大いに役立ち、重症化する前に適切な治療を受けることができます。オムツの中にウンチをした場合は、直接ビニール袋に入れて持って行くかあるいは写真に撮っておくとよいですね。部屋は暗すぎず明るすぎないほうが現物に近い写真を撮影することができます。

血便の原因となる病気や押さえるべきポイントについてご紹介してきました。血便が出ると慌ててしまいますが、落ち着いて子供の様子や今回ご紹介した症状も合わせて観察し、悪化する前に病院を受診するようにしましょう☆彡

 

今日のまとめ

1、幼児の血便で一番多いのは裂肛

2、血便が出たときに合わせて見る症状は?

3、乳幼児に多い腸重積(ちょうじゅうせき)

4、感染性胃腸炎でも血便が出ることがある!

5、病院に行くときは写真かおむつを持参しよう!

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