家族で協力して家事を進めるには?

家族で協力して家事を進めるには?

夏至を過ぎて、急に暑くなりました。毎日の子供の送迎やお仕事に、日々頑張るママさん本当にお疲れ様です。

私は昨年度、兵庫県立男女共同参画センターというところで、男女共同参画アドバイザー養成塾(アド塾)というのを半年間受講しました。日々夫の帰宅が遅く、育児の愚痴も言えず、土日に一人になれ、外に出ろ、と言われて、一人外に出てもなんだかむなしい。居場所がない。私の求めているものって何なんだろう。育児の大変さや喜びの共感を求めていた私は、夫にわかってもらえない悲しさから変換してしまった、怒りの感情を子供にぶつけてしまっていました(*_*) 

これではいけない、外に出よう。そんな私に、社会への貴重な扉を開いてくれたのが、出会った学びの場でした。託児付きで、息子も機嫌よく遊んでくれて、毎回、一緒に行くのが励みになっていました。男女共同参画という視点での座学はもちろんですが、出会う塾生の方が、兵庫県よりすぐりの知的で面白い方ばかりで、行くたびに刺激を受けました。育児の大変さを、話を聞いて共感してもらえただけで、とてもこころが軽くなりました。

塾の後半、自ら企画を作る段階になり、以前から「仕事を辞めて、子育てに専念するママが、笑顔を取り戻すにはどうしたらいいのか」を考えていた私は、自身の企画「ハッピーママ♪になるためには?」というものを提出し、4つの企画に選ばれ、グループのメンバーの方とさせていただきました。兵庫県は女性の就業率が全国ワースト3である現実、依然として高い男女差(男は仕事、女は家庭)の壁、なぜ専業ママが孤独を感じやすいのか、その打開策は、など様々話していきました。

結果として、全体の企画には選ばれななかったものの、今回の学びは自分の人生を変える貴重な体験となりました。コロナも収束しつつある今、一年かかって、我が家も一つの家族になれた実感があります。課題に逃げずに立ち向かい、家族で協力して何かをしていくって本当に大切だし、それができるって幸せなことだと感じます。今回は、夫婦、子供とできる「協力とは」について書きたいと思います。

 

①自分でやったほうが早い、と思わない

頑張り屋さん、常に家庭のため子供のために動いているママさんは、どうしても「自分でやったほうが早い!」と、キッチンに子供や夫を入れずに来てしまったのではないでしょうか。今朝、5時過ぎに米を洗っていたら息子が起きてきて、一緒にやりたいというのでお米をとぎました。それだけで満足したようです。最近はお皿洗いもやりたいといって一緒にやっています。時間は2倍かかりますが、協力したいと思ってくれているのが嬉しいです。やりたいという気持ち、その大切な芽をつぶさないようにしてあげましょう。初めは大変でも、少しずつママの負担も減ってきますよ☆

 

②子供と一緒にやりながら、自分の負担を徐々に減らしていく

ようやく午後保育(14時お迎え)になった幼稚園年長の娘。帰宅しておやつを食べたら、一緒に洗濯物をたたみます。初めは嫌がっていたのですが、自分の分だけ、タオルだけ、と分担をきめて一緒にするようにしました。きれいに畳めたらやはり嬉しいようで、満足して自分の衣装ケースにしまっていました。それと同時に、次の日の幼稚園準備(体操服を袋に入れる、ハンカチを用意するなど)も一緒にできて、翌日の朝のバタバタが軽減されました(^^)

 

③してくれたことに心から感謝する

5月にめまいを起こしてから、朝の家事を、食事面でも協力してくれるようになった夫。私よりよほど丁寧で卵焼きも上手、頭が下がります。今日は、初めて娘のお弁当づくりをお願いしました。水筒は用意しておく、お弁当の仕切りシート、ご飯を詰める、など先に用意するものだけ用意していたら、野菜やミートボール、卵焼きを入れて、とてもきれいに仕上げてくれました。朝の食事づくりを手伝ってくれるようになったのはものすごく助かり、感謝です。子供の着替え、排泄、歯磨き、布団をたたむなど、他の世話に追われて、普段は食欲がなくても、作ってもらったものは美味しく食べられます♡

④気持ちを強く持つ

最近、保育園を転園してから朝、出かけるのを嫌がる息子。靴下がつまる、歩きたくない、自転車はいや、ベビーカーで行く、などさんざん言われます。先週の慣らし保育中は大丈夫だったのですが、今週から通常保育となり、2日続けてイヤイヤ爆発でした。昨日は心配で、娘と夕方に迎えに行ったのですが、帰宅時にはすっきりニコニコとして「楽しかった」といってくれたので安心しました。

大好きで大事な子供であっても、自分とは別人格の人間。他人の動向に左右されず、自分が気持ちを強く持つ必要を感じました。毎朝預けるまでが大変で、気持ちが揺れ動くこともありますが、ここは心を鬼にして、自分が安定して笑顔で家族に接することができるのは何よりの仕事と割り切って、思い切って預けています。

 

⑤自分にとっての楽しい!を見つける

本が大好きな私。毎年6月23日から29日まで、男女共同参画週間ということで、今日行った図書館にはたくさん関連の本が並んでいました。興味のあるものをたくさん借りてきました。

ハッピーなママになる方法、まずは自分の好きなことをしていくことです。他人中心軸から、自分の軸を取り戻すために、大好きな本をたくさん読んでいきたいと思っています。昨日受診した耳鼻科の先生には「食事が美味しくて、テレビや新聞が普通に読めるようになったら大丈夫」と言われました。普段、テレビの主導権は完全に子供。子供が落ち着くために、大好きなしまじろうばかりみているのですが、久しぶりに趣味の教養番組(料理、パン)を見ることができて、自分ってこういうのが好きだったな~としみじみ思い出しました。自分を取り戻すってこういう感覚なのか、という感じです☆彡

 

まとめ♪

自分らしく生きる、とよく言われますが、ママという役割は、子供が成長してもずっと担うものです。だとしたら、どの段階であっても、子育てを楽しめるように工夫するのが、ハッピーママになるために一番いいのかなと思います。必要な支援を受けて、自分のやりたいこと(仕事でも趣味でも)にまい進しながら、育児を楽しんでいるお母さんが増えたら、地域社会にも貢献出来て、自分も家族もすごく幸せだと思います。

夫婦は、共同体をつくる最小単位です。まずは夫、次に子供と一緒に、できるところからでいいので協力していきましょう。ママの家事負担を減らして、ハッピーママになるための時間づくりを一歩ずつ始めてみませんか♡

 

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