お子さんの困った行動に対してできることとは?
こんにちは!9月も半ばを過ぎてなお、残暑が厳しい日が続いていますね、週末は一気に涼しくなるようで、気温差に負けないように身体を休める時間をとっていきましょう!先日の連休に、子供たちと3人で富山県まで「コープこうべ米生産地研修会」に参加してきました。初めての稲刈り、お米のことをしっかり学べて、とてもよい経験になりました。同時に、稲刈り直前に急な大雨が降り作業を途中でやめなくてはいけなかったり、夕食後にした卓球が、最後までプレーできずに癇癪を起してしまったり、切り替えがうまくいかない息子のフォローにどっと疲れてしまいました。親である自分がしっかり躾をしなきゃ、と肩ひじ張らずに周囲の方に上手に頼りながら楽しく子育てできたらよかったなと感じました。今回は、お子さんの困った行動に対してできることとは?という内容で書きたいと思います。
①行動の理由を考え、見通しをたてる
Eテレの『すくすく子育て』という番組を見ていて、「生まれた時から言葉を話せる子はいない」ということに改めて気づきました。子供が何かを主張するときに、泣いたり地団太踏んだりするのは、言葉でそのことを表現する代わりの手段なのですね。それを大人が言葉で制しようとするから無理があるのだと気づきました。例えば息子の場合、何かが途中で中断されるのをとても嫌がります。幼稚園の先生からもよくアドバイスいただいていましたが、「見通しを立てて伝える」(これが終わったら○○しようね、等)ことができれば、ぐずることが減り、お子さんの気持ちも落ち着きやすいと思います。
②気持ちの切り替えをサポートする
公の場で泣いたりぐずったりする子供に困り果ててしまうこと、ありますよね。できることなら無理に泣き止ませようとせず、まずはお子さんの気持ちを受け止めて、状況が落ち着くのを静観しましょう。子供の気持ちが少し落ち着いたら「はい、おしまい!」と切り上げたり「次はこれしてみよう」など違うものに目を向けさせるなど、気持ちの切り替えを促し、上手に区切りをつけて次のものに向かわせる後押しをしてあげましょう。もちろん「こればかりはダメ!」という時は、言葉は短く「ダメ!」と迫力を持って言うことも必要ですね。さっとその場を離れるなどまずは事態を収束させて、冷静になった時に言葉で伝えるなど、状況に応じた対応が必要です。
③周囲を上手に頼る
息子が2歳くらいのときに、男女共同参画アドバイザー養成塾に参加し、「ママの笑顔を取り戻せ」という企画を提出したことがあります。その時から持っていた課題意識として、結婚後仕事を辞めて実家から離れて暮らす専業ママさんが「時間がない」「つながりがない」「預け先がない」とという「ない」にフォーカスした発表をしました。子供を大切に育てることを望んでいても、子供ばかり見ていてはつらくなる時があります。思い通りに自由時間がとれないなと感じ、そこからイライラしやすくなっているパパママさんは、是非一人で抱え込まずに周囲を頼ってみませんか。自由な時間を少しでも持ち、子育てやしつけは正解がなく、色んな考えがあるのだと知ることができれば、「こうしなきゃ」と心が縮こまることが減って、気持ちが楽になるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「お子さんの困った行動に対してできることとは?」という内容で書きました。子育て中に幾度となく直面する難しい課題ではありますが、お子さんの気持ちを上手に切り替えるサポートを続けつつ、パパママさんがお一人でできないことは上手に周囲に頼ることでずいぶん気持ちが楽になると思います。こちらの気持ちが軽くなると、子供がいてくれること自体が幸せと気づくことができます。今回の記事が「子供のしつけで悩んでいて、困った行動に怒ってばかり、どうしたらいいかな」と感じているパパママさんにとって少しでもご参考になれば幸いです。