自分の気持ちを、上手に切り替えてみませんか?
こんにちは!秋分の日を過ぎて、過ごしやすい気候になり、すっかり秋らしくなりましたね。朝の太陽も、日の出がゆっくりになり、天気のよい夜は、星や月がきれいに見えます☆彡
日曜日の朝、たまたまNHKラジオで、マロンさんというフードスタイリストの方が、「自分の機嫌は自分でとる」という話をしていました。いつもニコニコしているのが正なのではなく(それは不可能です!)、いろんな感情を認めつつ、そこから切り替えることが大切、という趣旨でした。
毎日いろんなことがあって、相手の言動に傷つき、悲観にくれたい日もありますが、そうは子供たちがさせてくれません笑! 家事育児は、毎日「待ったなし」なのです。今日は、ママが、「気持ちを上手に切り替えるには?」という視点で、書いてみたいと思います♪
①外界の刺激をシャットダウンする
子供、夫、仕事など、外からの様々な要求。いつだって、外の刺激に敏感に反応していたら、どんな人でも疲弊してしまいます。今日は、シャットダウン、と決めて、自分で自らのカーテンの幕を下ろしてしまいましょう。昨日、息子が疲れて早寝してくれて、久しぶりに娘の本を一緒に読んであげられたのですが、その本の内容に、異様に共感してしまいました(『かえってきたまほうのじどうはんばいき』やまだともこ、金の星社)。
ある日、「あなたのみかた」と書かれている自動販売機をみつけた主人公の女の子。ボタンを押すと、その人の望むものが出てきます。不思議な販売機のことを、お友達に話したことで近所中に伝わり、知らぬ間に大行列に。あらゆる人の味方になり、様々な人のニーズにこたえているうちに、自動販売機は疲れてしまい、ついに、星にかえっていく、という物語でした。
自動販売機が、他人ではなく自分自身を大切にするために、星にかえったんだ、と思っていた主人公に、学校の先生が、『「じどうはんばいきさん、疲れてしまわないかな。」とあなたが心配していることを知って、その心配をなくすために星に帰っていったんだよ。じどうはんばいきは、最後まで、あなたの味方なんだ』という趣旨の、結末でした。
大好きなママに、元気で笑顔でいてほしい、と子供は願っているはず。疲れてしまわないように、ママが、自らの境界線を定めて、自分の機嫌をとることはとても大切ですね。
②その場から離れる
嫌なことがあった時に、相手にぶつけたい、と思っても、感情のすべてをさらけだすことがいいとは限りません。感情をぶつけ合えば、ケンカになり、逆効果のことが多いです。辛くなったら、素早く、その場から離れましょう。余計なことを言い合わずに済みます。相手と距離感をとりましょう。自尊心を傷つけられるくらいになるまでにならないように。嫌なものからは、まずは離れましょう。
③自分のための趣味を持つ
自分だけの趣味を持ちましょう。SNSに投稿するためではなく、自分のために趣味を持つのです。人に誇れるものでなくても、なんでもいいと思います。自分の好きなことに集中しましょう。その時間が、自分の内面を静かに充実させてくれます(^^)
④天に任せる
あれこれ考えても、結局人は人、自分の思い通りにならないですね。そんなときは、自然に触れて、自分の心を癒します。良い方向にいくように、あとのことは天にお任せ。日本の古来からの考え方に従い、自分より大きなものの存在に身を委ねてみましょう。自然はいつだって偉大です。
⑤純粋に、子供と遊ぶ
工作が大好きな娘。お祭りやさんの工作本を読んでは、かめすくい屋さん、クレープ屋さんなど、いろんなものを次々に作り、遊び、「かめすくい名人」というバッチを私にくれました。本当に癒されました。子育ては大変な側面もあるけれど、それ以上の喜びがあるからやっていけるし、前向きに生きていけます。こんな風に、子供と過ごす時間は宝物だと感じます♡
まとめ♪
家族のために、といつも頑張っているママさん、必要以上に自分を犠牲にするのはやめましょう。嫌なことがあっても切り替える術を身につけて、子供と自分のために、いつも太陽のような存在でいたいですね。そのために、意識的に休みをつくりましょう。相手の言動に、いちいち左右されないようにしましょう。
自分の機嫌を自分でコントロールできるようになれば、家族の雰囲気もぐんと変わるはず。家族の雰囲気はお母さんからです。相手が変わるのを待つ前に、自分からはじめましょう。本当につらい時には、カウンセリングを利用したり、信頼できる人を頼っていいと思います。今日という一日が、どうか心穏やかな一日になりますように☆彡