
お子さんが自分のことを正直に話せる環境をつくるためにできることとは?
こんにちは!急に日差しも強くなり、朝の通園や出勤時には帽子や日焼け止めが活躍する時期になりましたね。忙しい方ほど頭の冷却期間を常に挟みながらリラックスの時間を大切に過ごしましょう。今朝は息子のおねしょからはじまり、それを隠そうとする息子と言い合いになりばたばたしてしまいました。「ちゃんと言ってくれたらママは怒らないけど、うそをついて、隠してそのまま洗濯籠にいれたらにおいがとれないから困るよ、きちんと言ってね」といって洗面台で一緒に洗おうとしたのですが、自分がおもらしをしたことを認めたがらずにとても嫌がり、結果的に大泣き、結局いつもの朝送り出しまでの労力の3倍くらいかかってしまいました。
今回は、「お子さんが自分のことを正直に話せる環境をつくるためにできることとは?」というタイトルで、何かをきっかけにお子さんと言い合いになってしまったり、お子さんがぐずって収集がつかなくなったときにできる対処法を挙げてみました。

①お子さんを責めない
例えば、今回の例でいえば、おもらししてしまったことをうそをつかずに言ってくれたらパパママさんも早めに対応できるので助かりますね。自分にとって都合の悪いことを隠そうとするのは、その結果相手にとても怒られたとか、本人のプライドが許さないなど何かしらのマイナスポイントがあった場合が多いです。隠さずに言うことはパパママさんにとって助かることなんだ、とお子さんが理解してくれることが大切です。「きちんと話してくれてありがとう!」とまずはお子さんを思い切り肯定してあげましょう。事情が分かれば「手洗いした後に、今から洗濯と一緒に洗おうか」など次の行動に移せます。お子さんが安心して「失敗してもいいんだ」「またチャレンジしてみよう」と思える空気を作れるかは、パパママさんの普段の対応にかかっているといっても過言ではありません。
②一度外に出るなど、できるだけ早く切り替える
泣いてしまう、ぐずってしまうなどお子さんの気持ちが落ち着かない場合は、いつも行っているルーティンの前後を変えてでも気持ちを切り替えることが先決です。気持ちが落ち着かないまま先に朝のチャレンジをはじめていたのですが、先にご飯を少し食べさせてからにしよう!と気持ちを切り替えることを優先し、落ち着いてから次の作業に向かわせました。娘も一連の流れを見ていて元気がなかったので、「朝はばたばたして気持ちよく朝ごはんが食べられなかったね、ごめんね」と伝えました。気持ちが落ち着いたようで、落ち着いて学校に向かってくれて安心しました。
③大声を出したり怒ってしまったら、きちんと謝る
子供に火が付いたように泣かれると、早く状況を落ち着かせたいとこちらもあせってしまいます。お子さんが困った事をした場合、大声で制したい気持ちにもなりますが、お子さんはよけいに泣いてしまい結果的に状況に火を注いでしまいます。もし必要以上に怒ってしまったり、大声を出してしまったら、自分が落ち着いたあとに「さっきはママ(パパ)もごめんね」「少し言い過ぎたと思う」など率直に謝ることも必要です、いつも親が正しいとは限らず、毎回の対応が完璧である必要もありません。怒ってしまった自分を責めすぎることはせず、「次は言い方を変えよう」など経験をプラスにいかしていきましょう。「自分は何てだめな親なんだ」など、自分を責めたり、疲れてしまわないことが大切です。

まとめ♪
今回は「お子さんが正直に自分のことを話せる環境をつくるためにできることとは?」というテーマで書きました。日々一緒にいる時間が長いパパさんママさん、お子さんと言い合いになること、もめることはあると思います。何かあったときに、お子さんが安心して話せる環境づくりはとても大切です。学校や園で一生懸命にお友達や場になじむために頑張っているお子さんだからこそ、家では安心したいのです。少しずつでいいので、そんな柔らかい空気感が作れるように、「いつでも話を聞くよ」と態度で伝えるなど、できることからはじめてみましょう。自分のことを正直に話してもいいんだ!という心理的な安全性が保たれるとお子さんは自分からどんどん話してくれるようになります。お子さんのお話を聞くのはいつもとても面白いです。安心感を一つのキーワードに、都合の悪いことも安心して伝えられる環境をご家庭からつくっていきたいですね。今回の記事が「お子さんが嘘をついたり、都合のわるいことを隠して困る!お子さんが正直に話してくれたら自分も助かるんだけど・・・どのように接していったらいいかな?」とお困りのパパママさんにとってご参考になれば幸いです。