教育コラム8月号~片山豊

幼児教育部門における期待される具体的取組

幼児教育におけるこれらの取り組みは、子どもたちが生涯学習の基礎となる能力や態度を身につけることにつながります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

・学ぶことへの意欲や自己効力感

・創造性や想像力

・論理的思考や判断力

・表現力やコミュニケーション能力

・協働力やリーダーシップ

・自律性や責任感

・批判的思考や倫理意識

・多文化理解やグローバルマインド

・自分や他者の感情を認識し、コントロールする能力

・健康や安全に対する意識や行動

これらの能力や態度は、子どもたちが将来の社会で活躍するために必要なものです。しかし、これらの能力や態度は、一朝一夕に身につくものではありません。幼児期から始まる長い時間軸で育てる必要があります。そのためには、幼児教育と学校教育との連携や継続性が求められます。また、保護者や地域社会との協力や支援も重要です。幼児教育は、生涯学習の基盤となる教育段階として、より高い品質と公平性を確保する必要があります。

令和の日本社会における幼児教育は、単なる保育や学習の場ではなく、子どもたちの成長と発達を促す豊かな環境と捉える必要があります。そして、幼児教育を「生涯学習」や「日本型Well-beingの実現」という視点で捉え直す必要があります。幼児教育においては、子どもたちが生涯学習の基礎となる能力や態度を身につけることや、日本型Well-beingの各要素を理解し、実践し、向上させることを目指すことが重要です。そのためには、幼児教育と学校教育との連携や継続性や、保護者や地域社会との協力や支援や、幼児教育の品質や公平性や目標や評価の向上が求められます。令和の時代にふさわしい幼児教育を実現することは、子どもたちの将来だけでなく、日本社会全体の発展にとっても不可欠なことです。

株式会社078 CSO(事業戦略オフィサー)

078保育園教育事業部長

片山 豊

 

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