保育士のOです。幼児教育の専門家のN先生から脳内で情報を伝えてくれている神経伝達物質について学びました。今回はその中のオキシトシン・セロトニンについて教えていただきました。
1.オキシトシン
オキシトシンは別名愛情ホルモンとも呼ばれ、分泌されると幸せを感じる効果があります。スキンシップをとったり笑顔でお話したり、一緒に食事を取ったり、動物と触れ合ったりすることで分泌されます。足りなくなると、イライラしたり精神的に不安定になったりします。ですので、日常からスキンシップ、コミュニケーションを行い、オキシトシンの分泌を促すことはとても大切です。
2.セロトニン
セロトニンは別名安心ホルモンと呼ばれ、分泌されるとリラックスしたり安心感を感じたりします。太陽の光を浴びたり一定のリズムで歩いたり、しっかりと噛んで食事をとったりすることで分泌されます。また、セロトニンは睡眠と関わりのあるメラトニンの元になる為、セロトニンを分泌させることは睡眠の質の向上にも繋がります。足りなくなると、精神的不安定になりやすくなる為、日頃の生活の中でしっかりと分泌させていく必要があります。
今回の学びを活かし友達と楽しく昼食をとる、戸外遊びなど園生活の中で子ども達のオキシトシン、セロトニンの分泌を促せるよう意識して保育していきます。