自分と相手の価値観を知ることからはじめませんか?
こんにちは!3月になり、色んなことの区切り、別れの季節となりました。そして、4月には新たな出会いの季節がやってきます。卒園式や、入学式に向けた準備など、お忙しくされているお母さん方も多いと思います。
私は娘の入学式の日に、息子の3歳児検診が重なってしまい、猫の手でも借りたい、、、そんな時に頼りにしたい夫が、なかなか手ごわいと、難しいですね。子供を育てるのと同じような寛容な気持ちで、相手を受け止め、自分と違う価値観を持つ相手を尊重し、かつ自分の意見も主張する、アサーションを日頃意識しています。
今回は、自分が苦しくならないように、自分と異なる相手の価値観をどのように受け止めるか、考えてみたいと思います。
①自分の価値観を知る
まず、スタートとなるのが自分の考えや価値観を知ることです。ポリシーと言ってもいいと思います。一緒に暮らしていると、相手と少しのずれは必ずありますが、これだけは、譲れない!というものをしっかり把握して、それ以外は少し緩めると楽になれます。例えば私の場合、譲れないのは大切な子供たちの健康を守ること、など、です。そこだけはしっかり自分で自覚して、何があっても揺るがない砦を作っておきましょう。
②相手の行動や価値観を知る
相手は何を考えて、どうしたいと思っているのか、何が嫌で、何を言われると困惑するのかを知ることが必要です。例えば夫の場合、言い方ひとつで自分を責められていると感じ、すごい剣幕で返してきます。完璧を崩されるのがとても嫌なようです。
自分が正しい、自分の否を認めない、このようなタイプのパパには、提案型がおすすめと、カウンセラーさんに教わりました。ただし、一度できた性質を変えるのはとても時間がかかるので、すぐに変えようとしないのがポイントだそうです。
③歩み寄れるところがないか探る
価値観の違いを客観的に捉えられたら、ひとまず大成功です。そこから、少しずつ歩み寄っていけるステップに入れます。焦らずに進めていきましょう。
④お互い意見をいいつつ、結果は気にしない
アサーションで大切なのは、出た結果を重視しないことなのだそうです。どちらが正しいかを争ったり言い合うのではなく、どちらも自分の考えがあることを知り、それを伝え合うことに最大のポイントがあります。そのような関係を、大切なパートナーと少しずつ作っていけたらいいですね。こちらも焦らずに、少しずつ進めていきましょう。
⑤自分が疲れないようにする
引っ越し前後に夫と色々あり、疲労困憊で、引っ越ししてからは、子供たちを守り、仕事に行き、どうにか生活していました。以前の私は、何か気持ちにそぐわないことがあると、怒りとして相手に感情をぶつけ、向こうもひどい言葉で返してきて、全く話し合いにならなかったのですが、今では、自分の思いを、冷静に、伝えられるようになりました。
「私はそういういい方は傷つく」と言えただけで、自分を守ることができます。その後の相手の反応や、展開がどうなるかは、相手の課題、先の問題ですが、まず自分を守るために、自分の考えを「さわやかに」主張することが大切です。
何より、ほっとする時間をつくり、リラックスしましょう。その際に、自分自身を肯定的に捉えることがすごく大切だと思います。相手に何を言われようと、自分の尊厳を保ちましょう。自分への肯定感は、そのまま子供に伝わります。子供たちとの生活を回していくうえで、相手が不安定な時こそ、自分が安定することを意識するようになりました。
まとめ♪
パートナーとの関係性の向上のために、相手の特徴を知り歩み寄ることは、子供たちが成長していく上で、これからますます重要になってきます。どんな時も自分を卑下することなく、自信を持ち、相手の考えも受け入れながら、少しずつ歩み寄っていけるようになりたいと思います。
いま、パートナーとの関係性に困っているママさん、一人で悩まず専門家の方に相談してみることをおすすめします。そして、価値観の合うお友達もぜひ大切にしてください。子供と同じで、価値観の合う人とは、距離が少し離れたとしても、必ずつながり続けると思います。
この春、大切な自分自身のために、我慢せずに、自分の気持ちを主張できる方法を学び、ママの笑顔を増やしていきたいですね!^ー^