
夏休みに、絵日記のすすめ!
こんにちは!8月に入り、お子さんとの夏休みも残り1か月を切りましたね。日々のお世話やごはん、兄弟姉妹の喧嘩仲裁など、気をもむことが増えてお疲れのパパママさんも多いのではないでしょうか。祖父母世代の方から「子供はほっておけ、手をかけるな」とも言われますが、矢面に立つパパママさんは、現実問題としてほっておくのも難しいのが現状ですね。周囲と上手に境界線を引いて、「相手は相手、自分は自分」と自分軸を持ちながら、上手に自分時間もとっていきたいですね。お困りごとはぜひ一人で悩まずに、身近な方や先生、神戸市のあすてっぷコワーキング(無料託児があり、様々な人とつながりながらお仕事ができる貴重な場所です!)など利用して、気軽に相談してみると気持ちがすっきりすると思います。さて今回は、「夏休みに、絵日記のすすめ」というテーマで書きます。暑さで家の中で過ごすことが多いお子さんも多く、どうしても退屈してしまう時間が生まれます。やることがないからと、一日中テレビやユーチューブもいいですが、そこから新たな創造性は生まれにくいです。テレビをつける代わりにノートと色鉛筆やクレヨンを出してきて、絵日記(お絵かき)はいかがでしょうか。鉛筆やクレヨンで手を動かすことで脳が活性化しますし、子供たちの記録を見ると、一日の活動の中で何が記憶に残ったかがわかります。自由帳と筆記用具を用意して、ぜひこの夏に絵日記にトライしてみてはいかがでしょうか。以下に絵日記を書く利点を3つ挙げてみました。

①子供にとって何が心に残ったかがわかる
一日過ごしていていろんな出来事がある中で、何が心に残ったかは人それぞれで、共に時間を過ごしているはずの親子でも違います。例えば、一日お出かけをした後に、夕方息子とボードゲームをしましたが、その日の夜に息子が書いた絵日記を見ると、一番楽しかったことが「ゲームをしたこと」とあり、意外と家で遊んだことが一番記憶に残っているんだなと感じました。相手の気持ちを知る貴重なツールになりますし、お子さんが楽しめた遊びを限られた時間内にもっと増やそうという気になります。
②記録を書くことで一日の行動を思い出せる
私の例ですが、お金のやりとりを記録していた中で、「そういえば帰省時に買ったお土産をかばんにしまったままだった!」と思い出せました。書き出すことで、行動の振り返り、頭の整理にもなります。お昼に何を食べたかも、記録に残すことで、足りない栄養素を確認出来て、お子さんと共に健康的な食生活への一歩、食育にもなりますね!
③こんなのがあったらいいな、とアイディアやワクワクが生まれる
気持ちやアイディアを書き出すって本当に大事!絵日記からお絵かきに進み、気づいたら「食べたいおにぎり」「新しいアイスのフレーバー」など、アイディアがどんどん広がっているようです。おにぎりの具では、しゃけにうめぼしを混ぜるなど、新しい味が生まれました。新しいアイスのフレーバーは、「スイカアイス、万博のミャクミャクアイス(!)」だそうです。子供たちが二人で話し合いながら書いて話しているうちに、どんどんアイディアが生まれていました。先日参加したあすてっぷコワーキングの就業支援セミナーでも、「アイディアはまず広げる、そのあとまとめる」という話があり、その通りだなと思いました。お子さんが何気なく口にしたアイディアを否定せずにまずは受け止めて広げていくことで、可能性やアイディアが無限に広がっていくと思います。

まとめ
今回は、「夏に絵日記のすすめ!」というタイトルで書きました。絵日記と聞いてハードルが高ければ、お子さんが書きたいもの、なんでもいいと思います。大切なことは、手を動かすことで気持ちを整理し、前向きに行動することです。昨日娘とトランプをしたのですが、ニンテンドースイッチやゲームセンターでの遊びなど、楽しいゲームがあるので、ボードゲームやカードゲームをする機会が減っているように思います。昨日、娘とトランプで神経衰弱、大貧民(大富豪)を初めてして、昔遊んでいた時にルールを思い出しながらとても楽しめました。お盆休みなど、家族が集まる機会に積極的に遊び、昔の遊びならではの楽しさを伝えていきたいなと思いました。なんでもパソコンで作業でき、子供たちもタブレットで勉強することが増えて、手書きをすることが減ってきている今こそ、面倒でも手書きの良さや楽しさを確かめる機会をつくると新たな発見があると思います。今回の記事が「暑くて外に出るのが面倒!子供にテレビを見せてばかり、これっていいのかしら」「せっかくの長期休みを、いつもと違うことをして楽しく過ごしたい」とお悩みのパパママさんにとってご参考になれば幸いです。