子供のしつけはいつから?しつけのポイントや注意点とは?
子供のしつけをいつから始めようと悩む親も多いと思います。しつけといってもまだ小さな子供にしつけをしても分からないんじゃないか、まだ早すぎるかなと疑問に思いますよね。どのようにしつけをすればいいのかなど、たくさん悩むと思います。
そこで今回は、子供のしつけはいつから始めればいいのか?をご紹介します。しつけをする際のポイントや注意点なども一緒にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1、子供のしつけはいつから始めるの?
1-1、生活リズムや危険を伴うしつけは0歳から
まずはじめは生活習慣の基本的な事や、危険な事を教える事を中心にしつけをしていきます。
まだ赤ちゃんは生活習慣もバラバラですし、何をしたら危険な事かわかっていません。
まず 0 歳のしつけは起床時間や睡眠時間を教える事がしつけの一つです。ただ起こすだけではなく、カーテンを開けて日差しを浴びさせるようにしましょう。また「おはよう」などと声も一緒にかけるようにしましょう。
0歳の赤ちゃんは、なんでも口に入れてしまいます。叱るのではなく何度も優しく教えるようにしましょう。
1-2、叱るのは1歳半ごろから
1歳半は発達の区切りとして、大人の話している事が理解できるようになってきます。また、「イヤイヤ期」が始まる時期とも言われています。「叱る」と聞くとあまり良いイメージを持つ人は少ないと思いますが、ここでなんでも甘やかしてしまうと、後に子供が大変な思いをするかもしれません。感情に流されないように留意しつつ、時には叱る事も、大切な事です。
1-3、食事のマナーは2歳児から
「いただきます」「ごちそうさま」を言わない、座って食べることができないなどの、食事のタブーは沢山あります。
なぜ2歳児から食事のマナーのしつけを始めるのがいいのかというと、一度悪い癖がつき、直そうとすると、子供に負担がかかってしまうためです。2歳児は、無理なく自然に取り入れる事ができるともいわれています。チャンスを逃さずに、根気よくトライしてみましょう。
1-4、我慢できるようになるのは3歳ごろから
3歳頃からは、自分の気持ちをコントロールできる力が出てきます。「おもちゃを使いたいけど、お友達も使いたいから我慢してかしてあげる」など、我慢する事ができるようになってきます。我慢できるようになるタイミングは、個人差があるので、人と比べずにあたたかく見守っていきましょう。この時期に親が変に甘やかしてしまうと、「我慢する力」を奪う事になります。親は、子供が我慢しやすい状況を作るため、お友達との接点を増やす工夫をしてみましょう。
2、しつけをする際のポイントや注意点とは?
2-1.「〇〇しなさい」ではなく「〇〇しようね」
子供はいきなり大人から「〇〇しなさい」と言われると戸惑ってしまいます。また「〇〇しなさい」というと相手側から命令口調のように聞き取ってしまいます。また子供も反抗的な態度をとってしまう子供もいると思います。しつけをする際は、子供がその理由に納得できるまで説明をすることが大事です。提案をするように、「〇〇しようね」の言い方をするように心がけてみましょう。
2-2.「〇〇しないでね」ではなく「〇〇してね」
しつけをする際は、否定しない事も大切です。子供がしている事に対してイライラしてしまい「〇〇しないで!!」といってしまう事も多いと思います。子供は自分がしている事を否定されたと思い、嫌な気分になってしまいます。またこの状況が続くと、大人のいう事を聞かないようになってしまいます。やってはいけない事を伝えるのではなく、子供がやってほしい事を伝えるようにしましょう。この時、やってほしいことを具体的に話すようにしましょう。
2-3、「やらなかったことを叱る」のではなく「できた事をほめる」
危ない事をやって叱るのは良いのですが、子供がやらなかった事を叱るのはやめましょう。子供ができたことを褒めると、子供も嬉しくなり「またやりたい!」という気持ちが芽生え、自分から動くようになります。「お片付けありがとう」「えらいね」「すごいね」などを子供に伝える事が大切です。
2-4、大きな声でしつけるのではなく、なるべく落ち着いた声で話す
子供をしつける際、イライラしてしまいつい大きな声で叱ったりする方も多いと思います。しつけをする際は、なるべく落ち着いた声で話すようにしましょう。しっかりと子供の目線をじっと見て、話すようにすると、子供も「ママが真剣だ」と思い、落ち着いて話を聞いてくれます。
3、まとめ
3-1、子供のしつけはいつから始めるの?
・生活リズムや危険を伴うしつけは0歳児から
・叱るのは1歳児から
・食事のマナーは2歳児から
・我慢は3歳児から
3-2、しつけをする際のポイントや注意点とは?
・「〇〇しなさい」ではなく「〇〇しようね」
・「〇〇しないでね」ではなく「〇〇してね」
・「やらなかったことを叱る」のではなく「できた事をほめる」
・大きな声でしつけるのではなく、なるべく落ち着いた声で話す
いかがでしたか?しつけをするのも様々なシーンでしつけを始める年齢が異なり、難しそうに感じますよね。個人差を踏まえつつ、子供の発達に合わせながら、しっかりと子供に伝わる「しつけ」をしてみてはいかがでしょうか。