梅雨明けが近畿地方は7月中旬から下旬になった頃、すでに猛暑の域に達していました。そして、8月。酷暑の夏が長くないことをただ祈るだけです。
「これ以上、日本をダメにしちゃ、ダメなんです」という切り口での十回目です。
078保育園では言語技術を導入しています。具体的には、「絵本の読み聞かせ」等から本に興味を持ってもらって、成長するにしたがって、本に興味を失わせることなく、さらには、読書するということが「一生もの」であるというようなるのが狙いです。
私たちにとっても「本」について考えてみたいと思います。
「勇気が欲しい時に読む本」というテーマの話を聞く機会がありました。絵本、児童文学、歴史コミック、各界で活躍する方々の人生模様など、どれも不安な気持ちの時に心強い伴走者になってくれそう、とのことでした。印象的な言葉に「本は待ってくれます。」がありました。
書店で出会って、難しい、これは合わない、と諦めた一冊も、しばらくすると、また、読み進めることができた経験はお持ちなのではないでしょうか?
「本は待ってくれています。」から、おそらく酷暑の夏休み、外出せずに、本を読む時間が作れたら、と願っています。
「これ以上、日本をダメにしちゃわないように・・・」我が子が読書好きになりますように。
2024年8月吉日
教育顧問 江川昭夫