子供の保険は入るべき!?
子供を出産すると、悩むのが「保険に加入するべきかどうか」ですよね。子供の保険は2種類あります。「医療保険」と「学資保険」です。「医療保険」は、怪我や入院をした際に、様々な保障をしてくれる保険です。「学資保険」は、子供が修学した時や進学した時にかかる費用を補償してくれる保険です。最近は、保険会社も様々な種類がありますよね。
そこで今回は、保険の種類や保険のメリット・デメリット、保険に加入する際のポイントなどご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
1、子供の保険の種類は何がある?
1-1、学資保険
子供の養育資金を準備する保険のことを「学資保険」と言います。
高校や大学に進学する際は、多額な資金が必要になってきます。「学資保険」は、その多額な費用を積み立てていき、進学する際に保障してくれます。親が契約者となり、毎月子供が保険料を積み立てていき、子供が一定の年齢毎に達した時に満期の保険金を受け取る事が出来ます。もし契約者に万が一があった場合、「保険料払込免除」となり、契約時に設定した満期保険金を受け取る事ができます。
1-2、医療保険
子供が怪我や病気で入院したり通院したりした場合に、給付される保険の事を「医療保険」と言います。
大人から医療保険に加入すると少し高めになりますが、小さい時から加入していると低掛金で保障が手厚く保障してくれます。
1-3、生命保険
子供に万が一のことがあった場合に支払われる死亡保障する保険のことを「生命保険」といいます。
この保険は医療保険と同じく、子供が小さい頃から、加入していると保険料が安い金額で加入することができます。
1-4、個人賠償責任保険
事故などで他の人に怪我をさせてしまった場合や、他人の物を壊してしまった場合など損害賠償責任を負った場合、保障してくれる保険を「個人賠償責任保険」と言います。この個人賠償責任保険は、一世帯のうち誰か一人が加入していれば家族全員が保障対象となります。
2、子供の保険のメリットとは?
2-1、「子供医療費助成制度」でカバーできない部分を保障してくれる
もし子供が、病気や怪我で入院となった場合、医療費は「子供医療費助成制度」でカバーする事が出来ます。しかし、ベッド代や食事代などは自己負担となります。その為、医療保険に入っているとペッド代や食事代などもカバーする事が出来ます。また、まだ小さい乳児が入院となった場合、お母さんが1日中付き添う事になるので1人部屋で入院することになります。大部屋と違い、個室は少しお金が発生してしまいます。
2-2、他の支出と分けて資金の準備が出来る
毎月の家賃やローンなど、生活をしている様々な支出が必要になってきます。また急な出費があると、銀行などで貯めていた資金でも手を出さなくてはいけません。しかし、子供の保険に入っていると、まとまったお金が支払われるので途中で手をださなくてすみます。
3、子供の保険のデメリットとは?
子供の保険は、長期で保険料を支払い続ける必要があります。もし生活の出費で保険料の支払いが出来なくなってしまったら、解約すれば問題はありません。しかし、満期の前に解約をしてしまうと、「解約払戻金」という解約時に受け取れるお金が、今までの支払い続けてきた保険料の総額よりも少ない金額でしか受け取る事ができません。
4、子供の各保険を選ぶ際のポイントとは?
4-1、月々の掛け金
月々支払っていく保険料をいくらくらいなら払っていくかはとても重要だと思います。
子供の保険は、長期間払い続けなければなりません。そのため、生活に支障が出てしまい、解約してしまったら、今まで払い続けていたお金も無駄になってしまいます。
4-2、保障期間
保障期間は、定期型と終身型の2つのバターンがあります。「学資保険」の場合は、保障期間が決まっていますが、 医療保険は、0~18歳までの定期型か成人してもそのまま保障してくれる終身型と選ぶことができます。
定期型か終身型かで、保険料も変わってきます。
4-3、保障制度
学資保険の場合は、 いくつの年齢毎にいくらのお金を保障してくれるのか、 また医療療保険の場合入院·通院·手術した際にどれだけ保険金が支給されるのか、各保険会社によって異なってくるので注意しましょう。
5、まとめ
5-1.子供の保険の種類は何がある?
·学資保険(子供の養育資金を準備する保険)
·医療保険(子供が怪我·入院·通院した際に給付される保険)
·生命保険(子供に万が一のことがあった場合に保障される保険)
·個人賠償責任保険(損害賠償責任を負った場合に保障される保険)
5-2.子供の保険のメリットとは?
・「子供医療費助成制度」でカバーできない部分を保障してくれる・他の支出と分けて資金の準備ができる
5-3.子供の保険のデメリットとは?
・長期間保険料を支払い続ける必要がある
5-4.子供の各保険を選ぶ際のポイントとは?
・月々の掛け金・保障期間・保障制度
いかがでしたか?それぞれ、保障してくれる内容が違います。子供が産まれる前から加入できる保険もあります。
ぜひ様々な保険を比較しながら、家族に合った保険を選んでくださいね。